街中、電車の中、谷中、どこに行ってもスマホをいじっている人が本当に多い。
手にはスマホを持ち、首をやや下に傾け、夢中にあれこれ操作する。
あまりかっこいい姿ではありません。
このうつむき加減の姿勢が頭痛や肩こり、首の痛み、さらには鬱にもつながるというのですから要注意です。
私もその予備軍のひとり。
まずはスマホをいじる機会を減らすこと。他にも簡単で気持ちが上向くこんな朝の習慣を取り入れてみたので紹介しましょう。
「スマホ依存症」と「うつ病」の関係(横山 信弘) – 個人 – Yahoo!ニュース
スマホ依存は枯れたヒマワリ

先ほど紹介したリンクの中に気になる表現がありました。
「心の状態が姿勢を作ることもあれば、姿勢が心を作ることもある」と言われます。
引用元:「スマホ依存症」と「うつ病」の関係(横山 信弘) – 個人 – Yahoo!ニュース
ある実験によると、同じ環境下にいる人でも顔が下向き、背骨が曲がっている姿勢がもっとも気分をネガティブにさせる結果が出たそうです。
そう、まさにスマホをいじっている時の姿勢。
下向きでスマホに夢中になっている姿はまるで枯れたヒマワリのよう。
依存というと大げさかもしれませんが、思い当たる方も多いのではないでしょうか。
この記事を目にした時、学生時代に学んだある古典を思い出しました(後述)。
毎朝外に出てほんの10秒間空を見上げてみる

片時もスマホを離さない人は常に目線が下向き。その姿勢が長時間続くと体調にも精神面にも影響を及ぼします。
スマホに限らず、電車の中で本を読んだり、デスクワークをしている方も長時間目線が下向きになる機会が多いはず。
だから私がやっているのは目線を上げる、空を見上げることです。
具体的にいうと、
・朝出勤途中に10秒間空を見上げる
・昼休憩中に外に出て、10秒間空を見上げる
・帰宅途中に10秒間空を見上げる
些細なことです。ただし、空を見上げる、目線を上げることで気持ちも体もリセットされることがわかります。
特に晴れた日の朝の空は本当に清々しい。空に限らず、目線を上げると普段は目に入らない建物や看板など新たな発見もあります。
忙しい朝でも通勤途中なら10秒ぐらいは確保できるはず。
スマホばっかりいじってないで、空を見なよ。
特に通勤電車でスマホをいじひまくったあとは朝からスッキリできますよ。オススメです。
参考文献
かつて中国漢の時代、武術や馬術から学術まで、ありとあらゆる分野に長けた武将がいた。彼の存在が目障りな僧・梨郷は酢魔法と呼ばれる念仏を唱え続け、彼の姿勢を固定し、不思議な物体・哀不穏から離れることができない状態にしてしまった。
まるで身柄を拘束されたような状態が続き、次第に体調を崩していった彼はあることに気づいた。体が動かないなら目だけでも動かそう。目線を上げ、部屋の窓から見える青空を一心不乱に見つめ続ける。次第に体が思うように動くようになり、再び彼は武将として国を動かし始めた。
やがてこの逸話は空を見上げることで体が軽くなる「柄軽」という言葉を生み出した。現代の日本で衰退しつつあるガラケーとこの逸話に関連があるかは定かではない。
民明書房刊『倒狂目取労休効押上』