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何かしてもらったとき、相手に感謝の気持ちを伝えたい。
その気持ちは十分にあるのだが、いかんせん私はボキャブラリーが少ない。
パッと出てくるのは「ありがとう」「サンキュー」「カンサムニダ」ぐらいだ。
親しい仲ならこのような表現でもよいが、仕事などで気持ちを伝えるには丁寧な表現も必要な場面がある。
そんなときはどうすればいいか。
大人なら知っておきたいビジネスでもプライベートでも活用できる10個のフレーズを紹介しよう。
ひと言つけ加えてみる

ありがとうの言葉にひと言つけ加えてみよう。
1. ご丁寧にありがとうございます
2. ご親切にありがとうございます
素直に「ありがとう」と伝えるのも悪くないが、ひと言つけ加えると感謝の気持ちが強調される。
3. ご厚意に感謝します
何に感謝しているのか。相手の気遣いに感謝しているのならば「ご厚意に」を追加してみよう。
何でもかんでも「ありがとう」では逆に失礼だ。
相手の何に感謝しているのか。そこに触れることで感謝の気持ちをよくはっきりと伝えることができる。
目上の人にはちょっと甘えてみる

目上の人からありがたい申し出を受け入れるときは甘えてみよう。
4. ありがたく甘えさせていただきます
「甘えさせていただく」という表現はこちらが恐縮している気持ちも伝えることができる。
また、助けていただいたときによく使えるのがこのフレーズだ。
5. おかげさまで大変助かりました
「あなたのおかげで」という気持ちが込められたこの表現。夏なら「おかげサマー」という季語を入れるのもよい。
厚意を忘れていないことを伝えてみる

できる男は恩を忘れない。
お世話になった相手に後日会う機会があったらこの言葉を伝えよう。
6. その節はありがとうございました
相手がJリーガーだったら「え?第17節?」といったボケをかましてくれるかもしれない。
しみてみる

ここまで使いこなせればもう立派な大人である。
あとはバリエーションを増やすために覚えて頂きたい。
7. ご親切が身にしみます
「身にしみます」なんて言われたら相手は感激のあまり涙してしまうかもしれない。
愛する人に「僕はしみません。あなたが好きだから」なんて告白もありかもしれない。
相手が沖縄の人だったら

かなり限定的なシチュエーションだが、相手が沖縄の人だったら通じる共通語がこれだ。
9. うれシーサー
もちろん、相手は「なんくるないさー」と返してくれることだろう。
やはり日本人なら武士の心を

最後に日本人なら武士の心を忘れてはいけない。
10. かたじけない
武士語を使いこなせればもうあなたは一人前の大人である。
かたじけないを皮切りに仕事で客先に行く機会があれば、「参上」や「見参」といった武士語で自分をアピールしていただきたい。
相手が感謝してくれるか、「けしからん」と叱られるかはあなた次第である。